(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 305号 ★ 2025年8月13日発行
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::今月のトピックス::
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★ 今月のトピックス ★
・ 米山学友設立の日本式教育学校を天皇陛下が訪問
・ 2026学年度奨学生の募集を開始
・ 寄付金速報 —2025-26年度の始まりは—
・ 多様性あふれる第2580地区米山学友会
・ 米山学友の活躍を紹介 『米山学友の群像vol.6』 完成
《今月のピックアップ記事》
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米山学友設立の日本式教育学校を天皇陛下が訪問
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7月10日、モンゴルを公式訪問中の天皇陛下が、同国国会議員を務める米山学友の
ジャンチブ・ガルバドラッハさん(1998-99/山形北RC)が日本式教育を導入して
設立した「新モンゴル学園」を訪問されました。当日、同学園の学生・教職員代表らが
日本語での校歌合唱などで天皇陛下を歓迎しました。ジャンチブさんからは、同学園の
沿革や日本との関係、学生の日本留学実績、帰国後の活躍などについてご説明をし、
多くのロータリー会員や山形市の仲間による支援で設立に至った経緯や、優秀な留学生に
奨学金を支給している奨学財団について触れながら、「国づくりは人づくり」の考えの下、
質の高い教育を行うために日本の教育をモデルにしていることをお伝えしました。
天皇陛下は、日本の教育制度がモンゴルの役に立っていること、多くの卒業生が日本留学を
終えて帰国し、母国の発展のために努力しているという話に対して、喜びの意を表された
そうです。全体で40分の訪問スケジュールの中で、天皇陛下は高校生の日本語の授業を
ご覧になり、生徒らが発表した夢や目標に対して感想を述べられ、生徒たちにいくつか
質問をされました。
天皇陛下はジャンチブさんに対し、「良いことをしていますね。国の基礎は教育です。
これからも日本とモンゴルの若者たちの交流を進めてください」と述べられ、握手と
ともに「新モンゴル学園の更なる発展をお祈りします」と激励の言葉を伝えられ、訪問を
終えられました。